おしゃれの正体は、遊び心。

 

新年あけましておめでとうございます。

今年も、皆さま一人ひとりの“ミリョク”が、さらに輝く一年になりますように。
今日は、「おしゃれの原点」について、少しだけ深掘りしてみようと思います。

おしゃれって、結局なんだろう?
「今日のその服、おしゃれだね」
「部屋の雰囲気、素敵!」そう言われると、やっぱり嬉しいものです。
でも、“おしゃれって、そもそもどういうこと?”
このシンプルな疑問を、軽やかに紐解いてみます。

おしゃれの原点は、意外にも「遊び心」
言葉のルーツを辿ると、「おしゃれ」の語源は 「戯れ(され)」。
遊び心、余白、冗談のセンス。

つまり、肩の力を抜いた“楽しさ”が根っこにあるのです。
漢字の「洒落(しゃらく)」も、しなやかさ、粋、執着のなさを表す言葉。
本来のおしゃれとは、
「こうでなければならない」に縛られない、心の自由さそのものなのかもしれません。

見た目だけじゃなく、
「生き方」が滲み出るもの

おしゃれというと、ヘアメイクやコーディネートを思い浮かべがちですが、
語源を辿ると、もっと大きな意味が見えてきます。人はそれぞれ、見てきた景色も、選んできたものも違う。
好きな色、形、体型、年齢、価値観。
当たり前だけれど、すべてが違います。
だからこそ、生き方や世界の見え方が、自然と「装い」に現れる。
それが、“その人らしいおしゃれ”なのだと思うのです。流行を無理なく取り入れている人は、服装だけでなく、生き方そのものが柔らかい。
そんなふうに感じること、ありませんか?

自分の見え方は、
一生「自分では客観視できない」

ここは、とても大切なポイントです。
自分の姿を、完全に“他人の目”で見ることは、一生できません。
そこで私は、写真や動画で「等身大の自分」を可視化することをおすすめしています。
一枚の写真で、セルフイメージが違う!と現実的に自分を直視することで、長年のこだわりがほどける大きなきっかけに。

新しい自分に出会う鍵は、「素直さ」
ここからは、私自身の経験から。
素直さは、可能性を広げる最大の武器。
でも気づかないうちに、こんな思い込みを持っていませんか?「私は黒しか似合わない」
「パンツスタイルは絶対NG」
「この形じゃないと落ち着かない」
そんな“自分ルール”が、印象もクローゼットも、ずっと同じ景色にしてしまうことがあります。本来の「自分らしさ」は、年齢とともに変化していくもの。

執着を手放し、既成概念から自由になれたとき、おしゃれはもっと軽やかにアップデートされます。
迷ったときこそ、「一度、思い切って変えてみる素直さ」を持ってみてください。
それだけで、新しい扉が開きます。

mir+de が大切にしているのは、
“おしゃれを整えること”ではなく、その人の中にあるミリョクが、自然に滲み出る瞬間をつくること。
正解を押し付けるのではなく
「これ、ちょっといいかも」という
小さなときめきに耳を澄ませ、
遊び心と素直さが交差したとき、
おしゃれは、ちゃんと“その人のもの”になると信じています。

では、何から始める?
きっかけは、ほんの小さな好奇心で十分。
-スタイリストに相談してみる
-おしゃれ番長の友人に意見を聞く
-思い切って休みを取って、“1日ショッピング”をしてみる
-普段は手に取らない雑誌を読んでみる

新しい刺激を入れると、必ず“新しいあなた”が動き出します。

Text by
Kayoko Oshiki(maran.don / stylist)