映画から考える大人のビジュアルアップデート

『プラダを着た悪魔2』を観て感じたこと。

『プラダを着た悪魔』のパート1を観たのは、もう20年前。そんなに経っていたとは!

努力することで認められ、どんどん洗練されて、世界が広がっていくアンディの姿。
そして、変化していくファッション。

パート1では、その姿をワクワクしながら観ていたことを覚えている。

今回の舞台は、NYとイタリア。

仕事でイタリアを訪れた時の記憶も重なり、
自分ががむしゃらになって働いていた頃のことを思い出した。

歴史のある建築。
ファッションやアートが、日常に溶け込んでいる街並み。
文化として、人々の暮らしの中に息づいているイタリアの風景。

映画に出てくるデザイナーたちの素晴らしい衣装は、素直に美しく、楽しかった。

けれど同時に、20年の間に大きく変わってしまったものも、リアルな現状として映し出されていたように感じた。

雑誌やファッション業界が生み出してきたスタイルは、SNSの普及によって、「憧れ」から「効率」「分かりやすさ」「利益」が優先される時代へ。

アートやファッションが持っている「遊び」「個性」が、少しずつ居場所を失ってきている。

そんな切ない現実も、感じずにはいられなかった。

だからこそ、映画の中に映るイタリアの風景や、
ファッションに人生を懸ける人たちの姿が、より美しく見えたのだと思う。

自分の価値観を貫き、美や文化を守ろうとするミランダ。

何を大切にし、どう生きたいかを模索しながら進んでいくアンディ。

そして、ファッションという仕事を純粋に愛するナイジェル。

特に心に残ったのは、作中に出てくる
「あなた自身がアイコン」という言葉。

肩書きや環境ではなく、
その人自身の感性や存在に価値がある。

年齢を重ねても、自分の感性を手放さず、
今の自分に似合うものを選び直していくこと。

それは、大人にとって大切な“ビジュアルの更新”なのだと思う。

もし今、

「何を着たらしっくりくるのか分からない」
「年齢を重ねた今の自分に似合うものを見つけたい」

そんな気持ちがあるなら、
それは、これからの自分を更新していくタイミングなのかもしれません。

mir+deでは、外見だけを整えるのではなく、
ヘア・メイク・ファッション・写真を通して、
その人自身が持つ魅力や感性を、今の自分にふさわしいかたちで整えるサービスを打ち出しています。

誰かのようになるのではなく、
“あなた自身がアイコン”であるために。

華やかなファッションの世界を描きながらも、
「自分は何を大切にして生きていきたいのか」を、改めて問いかけてくれる作品でした。

プラダを着た悪魔2 公式サイト

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/devil-wears-prada2

Text:Kayoko Oshiki